コスメティックス 林真理子
こんばんは。しぃです。
失恋した私に母が本を貸してくれました。
それがタイトルの本です。
アラサーの女が仕事にのめり込んでいく話。
主人公は婚約中の彼氏がいて、でも仕事が中心の生活になっていくと男が明らかに苛立ち始め結局婚約破棄。
次の男は妊娠したかもというと明らかに嫌な顔をし堕ろしてくれと言う。
仕事は順調でも、男に恵まれない主人公。
主人公の結婚観は私と似ているし、出会う男の器の小ささも似ている。笑
この本すごく面白いです。
仕事に夢中になる女を男はすごく冷ややかな目で見ている。
所詮そんなものなんでしょう。
いわゆる結婚や出産が女の幸せなんておかしい話。
なんで女のなんでしょう。
男の幸せ、女の幸せ。。。ではなく私の幸せがもっと尊重されるべき。
みんながすることをなぜ自分もしないといけないのか。
アラサーは結婚して子供産んで・・・ってその箱にみんながみんな入らないといけないなんてくだらない。
箱はいくつあってもいいと思う。
みんなの幸せが私の幸せではない。
わかっていても、これを言うとすごくしらけると言うか、強がっていると思われる。
結局結婚したくてもできない女はクズとみなされる。
彼氏と別れてから、別れてよかったことと別れて悪かったことを並べて見たら、圧倒的に別れてよかったことの方が多かった。
とことん自分は結婚不適合者だと思う。
誰かの世話をすることも、誰かの心配をすることも苦手な私は一人が楽なんだと思った。
しかもほらもう落ち込んでない。吹っ切ってるし。
実際おつきあいの後半はデートがめんどくさくて、会わないで済むようにしたり・・・。おしゃれも何も気にしなくなってた。
それでもまた彼氏は欲しいと思う。どうやって作ろうか。
その前に色々やりたいことがあるので、デート代が浮いたぶん貯金してそれに充てようと思う。